メトロロジカメラ、すばる望遠鏡へ到着


台湾から輸送されてから約一ヶ月が経過しましたが、メトロロジカメラがすばる望遠鏡へ到着しました。

輸送後の2018年4月23日から、中央研究院天体及天体物理研究所(Academia Sinica, Institute of Astronomy and Astrophysics, ASIAA)のメンバーがハワイ観測所を訪問し最終的な開発作業を行っています。山麓施設では輸送によって装置が破損していないかを調べました。
また(実際には台湾チームが作業を開始する前からですが)カブリIPMUやプリンストン大学のソフトウェア担当メンバーもハワイ観測所を訪れ、すばる望遠鏡に設置した制御用コンピュータの調整や、すばる望遠鏡の制御ソフトウェアとの統合等、実際の運用と同じ設定でメトロロジカメラを動かせるように準備を進めました。

 
山麓施設での試験・開発作業の様子

山麓施設での作業が終わり、2018年5月1日に山麓施設からマウナケア山頂のすばる望遠鏡へと運ばれました。


すばる望遠鏡に到着したメトロロジカメラ

翌日からASIAAのメンバーがすばる望遠鏡で最終組上げや性能評価試験に向けた作業を開始しています。まずは約18m(※)離れたところにピンホールマスクを取り付けて、像質の確認を行いました。


すばる望遠鏡での試験の様子

これから数ヶ月の間に何回かすばる望遠鏡を訪問して統合試験を行っていきます。色補正レンズの挿入や光学調整・像質試験を行った後で、メトロロジカメラを専用のコンテナに組付ける予定です。その後、望遠鏡に搭載して試験を行う予定です。

※ファイバーが載せられる主焦点とメトロロジカメラが取り付けられるカセグレン焦点の間と同等の距離に相当します。


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