米国のカリフォルニア工科大学(カルテク)
輸送を控えた2017年12月の中旬に、台湾のメンバーが1週間半カルテクを訪問し、
滞在期間中に、上の写真の様に『コブラ』
実際の運用時にファイバーを配置するソフトウェアは、ASIAAとJPLが開発しています。ASIAAはファイバー位置を測定する部分とファイバー配置全体を指揮する部分を担当し、測定したファイバー位置から目的位置に『コブラ』を動かす指令を送ります。一方で、JPLはその指令を受けて個々の『コブラ』を実際に駆動する部分を担当しています。この期間に、両者のソフトウェアモジュールを統合試験を行いました。また、ASIAAでは主焦点装置とは別にファイバー位置測定用のカメラシステム(メトロロジカメラ)の開発も行っています。カルテクとJPLはアクチュエータの較正・試験に同様のカメラを使用している為、アクチュエータやカメラの挙動についてのノウハウを培ってきています。その為、滞在期間中に、取得した画像からファイバーの位置を測定するかについても集中的に議論しました。
図3:試験台に設置した『コブラ』アクチュエータを動かすソフトウェアのデモをしている様子