メトロロジカメラがハワイに向けて台湾を出発しました


PFS観測装置のひとつであるメトロロジカメラがついにハワイに向け台湾から輸送されました!

メトロロジカメラはファイバーを観測したい天体に向けて配置するときに、ファイバーの位置を測定するために使用する装置です。メトロロジカメラは台湾の中央研究院天文及天文物理研究所(ASIAA)が開発しており、この2、3ヶ月の間は輸送前の性能評価試験を行っていました(詳しくは過去の記事をご覧ください)。


メトロロジカメラを開発しているASIAAのチーム

先月試験が終わり、2018年4月3日にASIAA、プロジェクトオフィス、ハワイ観測所で輸送審査会議を開催しました。審査を無事に通過したため、4月13日にメトロロジカメラがすばる望遠鏡に向けてASIAAを出発しました。来週にはハワイ島ヒロにある山麓施設に到着し、輸送による損傷がないかを確認した後、必要に応じて光学再調整を行います。その後、マウナケア山頂にあるすばる望遠鏡へ輸送され、望遠鏡のドーム内で最終的な統合・試験などを行っていく予定です。


輸送されるメトロロジカメラ

無事にハワイに到着するとよいですね。
一路平安!(良い旅を!)


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。