ファイバー配置システム試験中


PFS の大きな特徴の一つは約2400本のファイバーを使って一度に沢山の星や銀河のスペクトルを取得できることです。焦点面上で一本一本のファイバーを天体の写っている位置に動かすために使われるアクチュエーターは「コブラ」と呼ばれ、各々2つのモーターから構成されていています。コブラによりファイバーが動き回れる「パトロール領域」はコブラ自身のごく周辺のみですが、このコブラとファイバーを焦点面に敷き詰めることで視野内を隈なく観測できる仕組みです。

cobra (ファイバー配置システム「コブラ」)

これまで数年の間に試作と設計変更を繰り返してきた結果、要求性能、耐用年数とも充分なアクチュエーターがいよいよ出来上がりつつあります。実際の観測装置では 2400 本のコブラを同時に動かすので、一本ずつ別々に試験するだけでなく、多数をモジュールに組み込んでの試験も行っています。下の写真の試験では、すばる望遠鏡と同じ様な環境下で動作することを確認する為に、-5度まで冷却可能な部屋を使い性能を調べています。

cobratest (冷却室での試験の様子)


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