去る7月3日から5日間にわたって、IAU (国際天文学連合) アジア・太平洋地域会議が台北で開かれ、プロジェクトマネージャーの田村直之(カブリIPMU特任准教授)が口頭発表により PFS プロジェクト、開発中の装置、立案中の大規模サーベイ観測計画について紹介しました。
また、台湾のASIAA (中央研究院天文及天文物理研究所:Academia Sinica Institute of Astronomy and Astrophysics)から PFS のメトロロジカメラシステム開発についてのポスター発表もありました。
同地域の研究機関に所属し、すばる望遠鏡、アルマ電波望遠鏡、CFH (カナダ・フランス・ハワイ)望遠鏡といった現在運用・活躍中の望遠鏡をはじめ、TMT(Thirty Meter Telescope)、GMT(Giant Magellan Telescope) といった大型将来計画へ参画する研究者が多く集まる中、改めてすばる望遠鏡と PFS への関心の高さを実感する良い機会となりました。