PFSオンライン会議を開催しました

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ファーストライトから半年、多くの観測所とプロジェクトのメンバーの尽力のお陰でS25A期に予定されていた3回の共同利用観測を実行することができました。サイエンスチームも6年間、360夜をかけて行う大規模サーベイ観測(すばる戦略枠 観測、SSPと呼ばれます)を開始し、実際に観測されたデータを解析してサーベイの計画の調整をしています。

そんな中、2025年8月の最終週に、オンラインでサイエンス会議が開催されました。PFSプロジェクトには世界中の各地の研究者が集う為、残念ながら全員に都合のよい時間はないのですが、深夜の東アジアや早朝の米国西海岸とハワイからも多くの参加者があり、活発な議論が行われました。

時差を考慮して、会議は2時間のセッションを4回に分けて行い、半期の観測の総括や各サイエンスWGの進捗報告があった他、データ処理ソフトウェアの開発の状況や装置の状況についても報告がありました。またハワイ観測所からもSSP観測についてのまとめも共有されました。多くのメンバーがPFSから観測されたデータに喜びながらも、解決すべき課題もあることを伝えあい、サーベイを本格的に始めるための今後の計画などを共有していました。

グループ写真 (カメラがオンの参加者のみ)