PFS国内サイエンスワークショップ


2015年7月上旬、国立天文台三鷹キャンパスにおいて、PFS国内サイエンスワークショップを開催しました。7月9日-11日の3日間の日程で、国内の研究者約90名が参加し、大盛況の研究会となりました。
この研究会では、PFSを用いてどのような科学的な研究が可能かどうかを話し合いました。PFSが目指す大きな柱である、ダークマター・ダークエネルギーの性質を明らかにする「宇宙論的」な研究、我々のいる天の川銀河の歴史を明らかにする「銀河考古学的」な研究、我々の銀河を含めて一般的な銀河の生い立ちを明らかにする「銀河形成進化」の研究に関する講演はもちろん、これまで想定していなかった新たな研究課題が明らかになるなど、大変実りの多い研究会となりました。
PFSプロジェクトは日本の天文学コミュニティー全体が参加し、国際協力で行なうプロジェクトです。PFSでのサイエンス検討を日頃から進めている各パートナー機関以外、つまり日本国内でPFSの開発に参加している機関である国立天文台と東京大学Kavli IPMU以外の、日本国内の研究者コミュニティー全体を巻き込んだ検討はおろそかになりがちです。今回、PFSに興味を持っている研究者が国内にも多くいる事が明らかになりました。これからも定期的にこのような研究会を開催し、PFSを用いた大規模サーベイに対する国内の機運を高めていこうと思います。

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