英文:村山斉
マルセイユ天文台(LAM)で開催された第7回コラボレーション会議は大成功に終わりました。会議ではLAMで試験中の、組み上げられたカメラを含む大きな進捗が報告されました。カメラについては既にブログでも紹介されています(https://pfs.ipmu.jp/blog/2015/11/p124)。プロジェクトは昨年のコラボレーション会議後に、3つのサブシステムが最終設計審査を通過し、サーベイ計画も今ではHSCの実データを使って面白い新しいアイデアが生まれています。 共同機関のLAMの方々が素晴らしく会議を運営してくれたおかげで、進行上の問題も起きませんでした。昼食のビュッフェは最高に美味しかった!食のこととなればフランスはどこにも負けません。
会議中の一番大きなニュースは中国のコンソーシアムがPFSコラボレーションに参加が決まったことです。上海交通大学の景益鹏(ジン・イーペン)氏が11人の科学者を取りまとめコンソーシアムを結成し、プロジェクトに参加する資金を獲得しました。彼らは若くて優秀な天文学者で興味もPFSの科学目標とよく一致しています。私たちは彼らとの今後の実りあるコラボレーションにとても期待しています。
コンソーシアムは上海交通大学から代表の景益鹏氏、杨小虎(ヤン・シャオフー)氏、张鹏杰(チャン・ペンジー)氏、张骏(チャン・ジュン)氏の4名、中国科学技術大学から王俊贤(ワン・ジュンシェン)氏、薛永泉(シェー・ヨンチュエン)氏の2名、清華大学から李成(リー・チョン)氏と莫厚俊(ムォ・ホンジュン)氏の2名、厦門大学から方陶陶(ファン・タオタオ)氏、そして中国国家天文台から赵刚(チャオ・ガン)氏と赵公博(チャオ・ゴンブォ)氏の2名が参加しています。ようこそPFSへ!