寄付のお願い
「宇宙はどうやって始まったのか?」 「いつか終わり を迎えるのか?」 「我々はなぜ存在しているのか?」・・・ こうした、かつては宗教、神学、哲学で問うより他なかった問題に科学が迫れるというのはとてつもなく素晴らしいことです。 すばる主焦点分光器 PFS プロジェクトでは、こうした長年の問いに答えるためのハイテク装置を製作します。 光ファイバーを正確に定められた位置に導くNASAのエンジニアと共同開発した小さなロボット、何十億年も旅してきた貴重な光を取りこぼしなく記録する最先端のエレクトロニクス、そして遠くの銀河や星を正確に追いかけることのできる最高精度の機械制御。
この研究の魅力で海外から多くの研究者が参加・貢献しています。 アメリカからはプリンストン大学、カリフォルニア工科大学、NASAのジェット推進研究所、ジョン・ホプキンズ大学、コロンビア大学、タフツ大学、コネチカット大学、マサチューセッツ大学アマースト校、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校、ピッツバーグ大学、ペンシルベニア州立大学。 ヨーロッパからはマルセイユ天文物理研究所、マックス・プランク研究所(宇宙物理学研究所と地球外物理学研究所の2カ所)。 アジアからは台湾中央研究院天文及天文物理研究所、上海交通大学、中国科学院国家天文台、清華大学、中国科学技術大学、厦門大学、北京大学。 ブラジルからはサンパウロ大学とブラジル宇宙物理実験局。 この国際協力グループをカブリ数物連携宇宙研究機構がリードし、国立天文台がサポートしています。
こうした国際協力による研究は科学的成果をあげるためだけではなく、人類共通の目標を追求することで世界平和にも貢献します。 この目標を達成するために必要な残りの資金約5億円を獲得するために、皆さんの援助をお願いいたします。 これまでにも皆様からご支援と共に応援の言葉も頂いており、プロジェクト進行の励みになっております。有難うございます。 塵も積もれば山となる、少額でも大変助かります。 一方、大きな寄付をされる方には論文の共著者や名付け親になっていただくことも検討します。 よろしくお願いいたします!
村山 斉 (カブリIPMU 教授、PFS プロジェクト研究代表者)
PFS プロジェクトへの温かなご支援は、東京大学基金を通じてのお手続きをお願いしております。
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「寄付目的」では、ドロップダウンリストの中から「支援プロジェクトを指定する」を選択し、 「支援プロジェクト」ではドロップダウンリストの中から「カブリ数物連携宇宙研究機構 (Kavli IPMU)」をお選びください。 また、「寄付のきっかけ」の項目に、「PFSのため」とご記入ください。
書面でのお手続き
東京大学基金申し込み書面でのお手続きのページをご参照ください。
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