2025年1月10日、カブリIPMUと国立天文台(NAOJ)は合同記者会見を開催し、すばる望遠鏡のPFS装置の完成を報告するとともに、すばるPFSから期待されるサイエンスについて紹介しました。PFSプロジェクトのPI(研究代表者)である村山斉氏は、PFSの概要と期待される研究成果について発表しました。また、PFSプロジェクトのプロジェクトマネージャーである田村直之氏は、過去15年にわたる装置の開発、製作、組み立て、テストの経緯について報告しました。さらに、田村氏は、2024年10月末の試運転観測の一晩で取得されたアンドロメダ銀河(M31)のいくつかの天体の実際のスペクトルを披露しました。会見には、リチャード・エリス氏、マイケル・ストラウス氏、高田昌広氏もチームの代表として参加しました。会見中および会見後には多くの質問がメディアから寄せられました。このPFSのニュースはテレビ、新聞、オンラインニュースなど、さまざまなメディアで広く取り上げられました。
関連リンク
https://www.ipmu.jp/ja/20250110-PFS
https://subarutelescope.org/jp/news/topics/2025/01/09/3498.html
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2025/20250110-subaru.html